2001.10.31 : 決算特別委員会

○髙橋かずみ委員

 外郭環状道路の練馬区から世田谷区までの東京区間のみが、現在もなお凍結状態が続いている。
石原知事の現地視察、扇国土交通大臣の謝罪発言や原点に戻った話し合いの場の設置提案が行われ、都議会でも建設促進議員連盟を立ち上げた。
外郭環状道路の、これまでの経過は?

○成田外かく環状道路 担当部長

 平成11年の知事視察の際に要望のあった7団体と昨年4月に話し合いを開始。
現在まで4回開催、その小委員会も1回開催。
頻繁に関係団体とは連絡調整を行ってきた。
  本年4月には、地下案のイメージとなる計画のたたき台を公表、地元説明会を延べ10日間開催、約3,000人が参加。相談所を約1カ月半開設、約200人の個別相談にも応じ、要望ある地域の町会、団体等とも話し合いを継続している。

○髙橋かずみ委員

 外環道路反対連盟の主な主張とは何か。

○成田外かく環状道路 担当部長

 昭和41年の都市計画決定当時、地元団体は主に3  点を主張。1つは自動車公害に対する懸念。
もう1つは外環が通ることによる地域分断、住民要望の反映されない都市計画決定の手続。
これらを踏まえて、外郭環状道路反対連盟の要望の1つは、過去の反省とその責任の所在を明確にし、住民に示すこと。
いわゆる謝罪。2点目は、計画の白紙撤回。その上で、3点目は、凍結解除。
特に凍結解除については、軽々しく取り扱わないこと、この3点である。

○髙橋かずみ委員

 扇大臣の原点に戻った話し合いの場の提案から約半年。もう一度その辺の細かい状況を伺いたい。

○成田外かく環状道路 担当部長
8月に地元七団体との第四回の全体会の話し合いを開催、9月28日と10月28日の2回、準備会を開催、協議会設立に向けた、きめ細かな連絡調整を現在行っている。

○髙橋かずみ委員

 外環は首都圏の慢性的な渋滞解消や環境問題等を解決する上で必要不可欠。早期解決を望む。
東京における新たな交通ネットワークの形成や沿線地域の活性化に大いに寄与している地下鉄大江戸線の光が丘から大泉学園町方面への延伸は、地元住民の悲願である。
本路線整備について伺う。

○只腰施設計画部長

 地下鉄大江戸線の光が丘から大泉学園町への廷伸は、通勤・通学時の混雑緩和、あるいは速達性を高め、副都心新宿へのアクセス向上、鉄道不便地域の解消などに資する路線として、整備の必要性が高い。

○髙橋かずみ委員

 東京圏における鉄道整備の基本計画である、昨年1月の運輸政策審議会答申第18号で、光が丘から大泉学園町方面への廷伸は、どのような位置づけか、また、事業化に向けた都の取組みはどうか。

○只腰施設計画部長

 地下鉄大江戸線の大泉学園町への延伸は、2015年(平成27年)までに整備着手することが適当である路線ということで位置づけられている。
大江戸線の導入空間となる都市計画道路補助230号線の整備、あるいは周辺地域のまちづくりを進めていくことが重要。まちづくりの主体となる地元練馬区あるいは関係機関とともに、これらの課題にも取り組んでいく。

○髙橋かずみ委員

 次に、連続立体交差事業についてお伺いする。
石神井公園付近については、いまだ事業化されていない。
沿線まちづくりとあわせて進めるためには、石神井公園付近の整備と保谷駅付近までの連続立体交差化が必要。
石神井公園付近までの現在の状況と今後のスケジュールについて伺う。

○只腰施設計画部長

 西武池袋線の連続立体交差事業の石神井公園付近は、もともと練馬から石神井公園までの複々線化をあわせて行うことになっている。
石神井公園付近の整備は必要不可欠のものであるが、事業化に当っては、郊外方に延伸するような都市計画の変更が必要。
この点も含め、今後、地元区、鉄道事業者など関係機関と事業化に向けて鋭意検討を進めていく。

○髙橋かずみ委員

 最後に、西武池袋線と都市計画道路補助135号線は、大泉学園近接で交差しており、交通渋滞がいまだ解消されていない。
この立体交差化は、渋滞解消への一歩であるが、都市計画道路補助135号線の西武池袋線南側についても、早期整備が待たれる。
都としても区への財政的、技術的支援を積極的に進めることを要望する。
あわせて、大泉学園駅並びに保谷駅周辺の交通渋滞解消のため、放射七号線及び補助156号線の大泉学園駅北以西の早期整備についても強く要望する。

赤線
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