光が丘公園の放置自動車問題について、質問させていただきたいと思います。
ご案内のとおり、自転車は環境に優しい乗り物として最近特に注目を集めており、価格や値段なんかも非常に安くなっていることから、多くの愛用者がいることと思います。
しかし、環境に優しい乗り物といっても、駅周辺に大量放置されている自転車は歩行者の通行を阻害し、特に障害者や高齢者の安全を脅かしており、大きな社会問題となっているところであります。
ちなみに東京都における駅周辺の乗り入れ自転車等の台数約75万台、このうち放置自転車は約20万台、すなわち4台に1台以上が路上などに放置されているとのことであります。
よく放置自転車は利用者のマナーの問題といわれておりますが、私はそれだけの問題ではないと考えております。私の地元である光が丘駅周辺には放置自転車があふれており、隣接する光が丘公園の園路は通行の障害になるほどであります。
それをすべて自転車を利用する人々の責任に帰すことができるのか、行政を初めとした関係者の努力がこれまで十分になされていなかったのではないかという観点から、質問させていただくわけであります。
そこで、最初に、光が丘公園における放置自転車の状況についてお伺いいたします。
○安藤公園緑地部長
光が丘公園におきましては、大江戸線光が丘駅に通じますふれあいの道に約1000台の自転車が放置されております。
○髙橋かずみ 委員
光が丘では園路に隣接して区民センターがあります。その2階には心身障害者施設がありますし、視覚障害者の方も利用しており、点字ブロックの上に自転車を置かれている実態もあるわけであります。危険きわまりない状況であるわけであります。
また、光が丘駅前では、住民の方々を中心に、光が丘フェスティバルといったお祭や、そういったいろいろな事業が開かれており、災害時にはもちろんのこ と、この駐輪対策も大きな課題だと思っておりますし、光が丘駅周辺には、特に公園の園路である『ふれあいの径』に多数の自転車が放置されているのはなぜ か、お伺いいたします。
○安藤公園緑地部長
公園の背後に1万2000戸という大住宅地を控えていること、また、園路である『ふれあいの径』が商業施設に接していること、また、都営大江戸線の光が丘駅に直結していることなどから、買い物客や通勤通学者による多数の自転車が放置されているものと考えております。
○髙橋かずみ 委員
放置自転車の発生の原因は、商業施設への来客や大江戸線光が丘駅の通勤通学の需要によるといわれておりますが、もっと根本的な原因があると考えております。
すなわち、光が丘のケースでは、グラントハイツ跡地に住宅や駅、商業施設などを整備するまちづくり計画を策定する中で、自転車の発生台数を予測し、行政 が余裕を持った駐輪場を整備する必要があったのでありますが、そうした対応が全くできてないと私は思うわけであります。
そこで、古い資料でありますけれども、ご案内のとおり、グラントハイツ跡地の関係では、昭和18年に、旧成増飛行場として設置されたものでありますが、昭和22年3月に米軍に接収され、その後、戦後、昭和43年12月に米軍から返還の意向が出ました。
そこで、東京都議会また板橋、練馬区議会も、基地の早期返還と跡地利用について、意見書をいろいろ決議した経過があります。
そして、昭和44年9月に、東京都知事と練馬区長との間で、その跡地利用について合意したわけでありますが、その後、47年6月、東京都は具体的な開発 計画について協議するため、グラントハイツ跡地開発計画会議を設置し、そして、昭和53年9月に計画原案を作成したわけであります。
ところが、この計画案の中に、自転車の駐車場が計画されてなかった。余り大きくはありませんけれども、現在ある自転車駐車場については、暫定的な施設で あるということも聞いております。そのように、都市計画を初め、関係局の基本的な施策が講じられなかったことが原因ではないかと私は思っております。
大変私事で恐縮でありますけれども、平成8年に私がちょうど練馬の区議会議長のときに、放置自転車に対する意見書を内閣総理大臣、東京都知事に、そして なお西武鉄道、東武鉄道、帝都高速度交通それから東京都の交通局に要望をしたわけでありますけれども、現在、先ほどの答弁にもありましたように、1000 台以上もの放置自転車があるわけであります。
そこで、光が丘公園では、住民ボランティア団体が放置自転車対策に取り組んでおりますが、いろいろな経過を踏まえて、こうした状況を東京都はどのように考えているのかお伺いします。
○安藤公園緑地部長
これまで、公園管理者としまして、園路上に自転車放置禁止の注意看板を設置するとともに、住民ボランティア団体との連携によりまして、放置自転車約440台の撤去、処分を行ってまいりました。
こうした住民ボランティア団体の協力は、放置自転車の環境改善に大きく役立ってきたものと考えております。今後、さらに住民ボランティア団体との連携を深めるとともに公園管理者としての取り組みを強化してまいります。
○髙橋かずみ 委員
今そういった答弁がありますけれども、公園管理者として考えられる方策また今後の取り組みについて、きちつとした答弁をちょうだいしたいと思います。
○安藤公園緑地部長
放置自転車の抜本的解決のためには、自転車等の駐車対策に関する総合計画を策定する地元区、鉄道事業者、商業施設管理者、住民ボランティア団体と公園管理者とが連携して取り組んでいくことが何よりも大切であると考えております。
今後は、放置自転車の禁止区域の指定なども含め、公園管理者が各機関に強く働きかけていくとともに、現状は緊急を要することから、さらに取り組みを強化し、自転車利用者に対するビラ配布による指導や放置自転車の整理にも早急に取り組んでまいります。
○髙橋かずみ 委員
この場所は、どちらかというと、東京都の管理している公園だとか鉄道事業者である交通局を抱えている東京都の問題であると思っております。
最後に、局長のこの問題の取り組みに対する決意を聞いて、質問を終わらせていただきます。
○小峰建設局長
建設局長の決意ということでございますけれども、今話題になっています光が丘公園に限りませず、道路上もそうでございます。駅、商業施設周辺の放置自転車 の問題というのは、委員お話しの中にもございましたように、身障者はもちろん、一般の歩行者の安全、そういった点からも問題でございますし、また、都市景 観といった点からも大変問題でございます。そういった意味から重大な問題と認識しております。
光が丘公園につきましては、先ほど来公園緑地部長がご答弁いたしましたように、建設局といたしまして、鉄道事業者あるいは区などとの連携を図りながら、対策を講じてまいりたいというふうに思います。