2003.02.25 : 建設・住宅委員会

■建設局関係


○髙橋かずみ委員

 私から、昨日の予算特別委員会に通告させていただきました西武池袋線石神井公園駅付近の連続立体交差化計画についてお尋ねいたします。
  地域の安全と快適な生活の妨げとなっている踏切についてでありますが、踏切の長時間にわたる遮断は、交通渋滞の原因でもあると同時に、人々のいらいら感 を募らせ、先日も私の目の前で、自転車を横に倒しながら遮断している踏切を通行した、大変危険な、無謀な踏切横断を生じさせているところを見ました。安全 面からも問題でありますので、また鉄道によって地域が分断され、まちづくりを進める上でも大きな障害となっております。
  都では、踏切を解消する対策として連続立体交差事業に取り組み、17路線29カ所で事業を行い、246カ所の踏切を解消いたしました。また、現在、8路線9カ所で事業を進めております。
  私の地元練馬区でも、西武池袋線の江古田駅から練馬高野台駅までの区間において、昭和59年から工事に着手され、おかげさまで本年三月に高架複々線化が 完成することになりました。この事業によって、豊島園通りを初めとする19カ所の踏切がなくなり、深刻な踏切渋滞が解消されたことは大変喜ばしいことであ ると思っております。
  さらに、このたび石神井公園付近の鉄道高架化についても、国の新規着工準備箇所として内示され、いよいよ事業化に向けた動きが本格化してまいりました。 これまで2万人に上る熱き願いを込めた請願など、都に対し早期事業化を強く求めてきた地元地域住民は大いに期待しております。
  そこで、まず石神井公園駅付近の連続立体交差事業の内容について伺います。

○岩永道路建設部長

 石神井公園付近の連続立体交差事業でございますが、本事業は、練馬高野台駅から大泉学園駅までの区間を連続的に立体交差化することによりまして、ボトル ネック踏切8カ所を含む九カ所の踏切を除去し、富士街道や補助132号線などの交通渋滞を解消するとともに、鉄道により分断されている市街地の一体化を図 る事業でございます。

○髙橋かずみ委員

 そこで次に、今後どのような手続を進められ、また事業内容についてどのように地元に明らかにしていくのか、伺います。

○岩永道路建設部長

 今後の作業でございますけれども、まず、概略設計を行いまして計画素案を作成するとともに、環境影響評価の調査計画書の作成を進め、都市計画並びに環境影響評価手続に着手することになります。
  都といたしましては、平成15年度内の計画素案の公表に向けまして、地元区や鉄道事業者などとの調整に努力してまいります。

○髙橋かずみ委員

 計画素案の公表に際しては、おくれることのないように速やかに、計画や事業の内容について、地元地域関係者の皆さんにできるだけ丁寧にわかりやすく説明していただくよう要望します。
  次に、連続立体交差事業は大規模な事業であり、地域のまちづくりに与える影響は大変大きなものであります。このところ、地元ではまちづくりについての機 運も高まり、昨年4月に、まちづくり協議会が区に対して駅周辺地区まちづくりへの提言を行うなど、積極的に取り組んでおりますが、連続立体交差事業はこれ ら地元のまちづくりと今後どのようにかかわっていくのか、お伺いいたします。

○岩永道路建設部長

 連続立体交差事業は、沿線のまちづくりと一体的、総合的に進めることによりまして事業効果を高めるものであると考えております。
  したがいまして、本事業に合わせ、地元練馬区が施行する駅前広場や道路整備事業につきまして、都市計画決定の時期や空間利用などにつきまして、地元区と連携して国、鉄道事業者と協議を進め、計画的な整合を図ってまいります。

○髙橋かずみ委員

 次に、この連続立体交差事業における事業費の公表は、まだその段階ではないと思いますが、負担割合について私から確認をさせていただきます。公共対象である事業費は、国、東京都、練馬区の都市側が86%、鉄道事業者が14%を負担するということであり、都市側の事業費86%のうち、国がその50%、残りの 50%を地方負担として、さらにその70%を東京都、30%を練馬区、それぞれの負担と理解しておりますが、間違いがなければ答弁は求めません。 −− よろ しいですね。
  最後に、現在厳しい財政状況が続く中ではありますが、冒頭でも申し上げましたように、国の新規着工準備箇所として内示されましたように、緊急を要する交 通渋滞地域でありますので、重点的かつ早期に推進すべきと考えます。今後どのようにして事業化に向けて取り組んでいかれるのか、建設局長の決意を伺いたい と思います。

○岩永道路建設部長

 本事業は、道路交通のボトルネックである踏切を一挙に解消するとともに、石神井公園周辺のまちづくりを進める上でも効果が高く、また地元の期待も大変大きい事業でございます。
  今後、都市計画に関する諸手続を進めるとともに、国費配分の拡大や制度改正につきまして国への働きかけを行うなど、財源確保に努めまして、早期事業化を図ってまいります。

○髙橋かずみ 委員

 道路建設部長も建設局長も同感だと思っておりますので、それを多とします。
  ただいま事業への取り組みについて決意をお伺いいたしましたが、連続立体交差事業は、完成までに相当の期間を要することと思います。このたび都におい て、この事業化区間である富士街道の踏切内の歩道を暫定的に拡幅し、交通渋滞の軽減、安全対策を実施されていることは高く評価されるものであります。
  しかしながら、踏切の抜本的な対策は連続立体交差事業の早期事業化であり、着実に推進されるよう強く要望しておきます。ありがとうございました。

 

赤線
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