○髙橋かずみ委員
私から、16第17号、練馬区関町南に計画中の(仮称)ジェイパーク関町南の建築計画反対に関する陳情についてお尋ねします。
今、部長からいろいろ説明がありましたけれども、改めてお伺いしたいと思います。
計画地につきましては、私ごとでありますけれども、私が子どものころからよく知っている地域でありまして、千川上水沿いの道路に沿って5階建てから9階 建てまでの共同住宅が並び、良好な住宅地が形成されております。本計画の敷地は、これまでテニスコートとして使用されてきたもので、東西及び北側を共同住 宅に囲まれているところであります。
このような形状の土地に10階建てのマンションが計画されていることでありますが、都としては、この計画に対し、これまでどのような指導を行ってきたのか、まずお伺いいたします。
○野本市街地建築部長
今回の計画につきましては、昨年の7月ごろ、事業者から共同住宅の計画について相談がございました。
本件敷地について見ますと、周辺の道路状況等を踏まえ、都としては、共同住宅の周囲に空地を確保することなどを事業者と協議を行ってきた経緯がございま す。空地の確保の状況などを総合的に判断した結果、安全上支障がないと判断して認定をしたものでございます。
○髙橋かずみ 委員
資料2の配置図にも出ていますが、このような行きどまりの道路のみに接する敷地に共同住宅を建設することは、万が一の火災等、緊急時における避難路の確保 をどうするのかが危惧されるところであります。建築安全条例では、安全上支障がないと認めた場合建築が可能としておりますが、安全性の検討をどのように 行ったのか、お伺いします。
○野本市街地建築部長
今回の計画につきましては、幅員6メートルの位置指定道路に10メートル以上接しているということなんですけれども、ただ、取りつけ部の道路が六メートルに満たないということで、事業者は建築安全条例上の認定をしたいということで申請してきたものであります。
本計画において、都は、敷地内の建物周囲に、避難路として西側に幅員6メートルの通路を、また東側には幅員4メートルの通路を設ける、こういったことの指導を行っております。
また、本件敷地については、計画建築物が耐火建築物であるということで、当然ながら防火性能は高いということ、さらに、先ほども申しましたけれども、東京 消防庁にも、消防活動上の支障の有無について照会しましたけれども、そうしたところ、支障がない、こういう旨の回答がございました。
こうしたことを総合的に勘案して、安全上の支障がないと判断したものでございます。
○髙橋かずみ 委員
ただいま部長からそういった答弁をいただきましたけれども、敷地内の建物周囲内に避難路として設けたというふうにいっておりますけれども、消防の活動はいいんですけれども、避難ということを考えますと、非常に大丈夫なのかなという危惧をしております。
今後、このような計画の認定については、認定の運用指針の策定など、認定の運用のあり方を検討することが私は必要であると考えますが、見解をお願いいたします。
○野本市街地建築部長
建築安全条例の認定に当たりましては、条例の趣旨が十分生かされるよう計画建物の周囲に空地を設ける、こういったことで、従来、厳格な運用に努めてきたところでございます。
ただ、条例の趣旨をより徹底するためには、ご指摘の運用指針の策定も含めた対応について検討してまいりたいと思います。
○髙橋かずみ 委員
最後に、私から意見を申し上げさせていただきます。
今回の認定は、現在の建築安全条例上の要件を満たしているため認定したものと聞いておりますが、この計画について住民の要望は山積していると思います。例 えば、今後、着工に当たっては、工事車両のふくそうにより、周辺住民、特に子どもやお年寄り、高齢者への影響が懸念されます。都として、着工に当たり、住 民の要望について十分配慮することなど、事業者を適切に指導していくべきと強く要望して、終わります。
ありがとうございました。