○髙橋かずみ委員
私から石神井川の河川整備についてお尋ねいたします。
ことしは例年の約 4 倍となる、 10 個にも及ぶ台風が上陸し、全国各地に大きな被害となりました。このうち関東地方を駆け抜けた台風 22 号では、石神井川の流域である練馬区の石神井においても、1時間に39ミリ、下流の板橋区常盤台においては 46ミリという非常に強い降雨がありました。今回の雨において は、幸い河川からの洪水はありませんでしたが、内水による家屋への被害が発生いたしました。上流域には未整備区間も残っており、都民を水害の危険から守る ためには、さらなる整備が必要となるわけでありますが、まず最初に、これまでの整備状況についてお伺いをいたします。
○原田河川部長
石神井川につきましては、 1 時間 50 ミリの降雨に対処できるよう、着実に整備を進めてきております。
平成15年度の護岸整備率は、石神井川全体で63%、区部区間におきましては78%でございます。
なお、平成16年度末までに最下流より笹目通り上流の山下橋までの区間について、整備を終える予定でございます。
○髙橋かずみ 委員
次に、現在整備を進めている南田中団地付近については、工事に先立つ事業用地の取得がかなり進んでいると聞いております。そこで、用地の取得状況をお伺いいたします。
○矢口用地部長
石神井川の山下橋から井草通りにあります螢橋までの事業区間980 メートルにおきます用地取得状況についてでございますが、平成15年度末までに約1万1千平方メートルを取得しまして、取得率は98%となってございます。
現在、残る用地3カ所、 220平方メートルにつきまして、鋭意折衝を続けておりまして、早期の用地取得に努めてまいります。
○髙橋かずみ 委員
また、自宅の敷地に都市計画線がかかり、残った土地では再び家が建てられないような場合に、敷地全部を買ってほしいなどの要望が多数あると聞いております。どのような対応をしているのか、お伺いいたします。
○矢口用地部長
敷地全体の用地取得についてのお尋ねでございますが、ただいま副委員長からお話がありました都市計画線外の残った土地、これは土地収用法では残地と呼んで おります。この残地につきましては、原則として事業用地としては取得しませんが、面積が小さくなることや形が不整形となることから生じる損失分を残地補償 として金銭補償をいたしております。
しかしながら、残地が狭小となり、従来のような土地利用ができず、生活再建が困難となる場合には、権利者と十分話し合いながら、残地を含めた用地を取得しているところでございます。
○髙橋かずみ 委員
現在整備中の区間については、おおむね用地取得を終えているようでありますが、近年頻発する局地的な豪雨など、水害の危険から都民を守るためには、用地取 得箇所について工事を着実に実施するとともに、引き続き上流区間の整備を進めていくことが重要であると考えております。
その際の河川環境への配慮もあわせて、今後の取り組みについてお伺いいたします。
○原田河川部長
用地の取得が進んでおります山下橋から螢橋間につきましては、早期完成に向けて積極的に整備を進めてまいります。
また、その上流でございます螢橋から新青梅街道と交差する扇橋までの 1.1キロ区間につきましては、本年5月に事業認可を取得しておりまして、今後とも国費等財源確保に努め、計画的な事業の推進に努めてまいります。
なお、整備に当たりましては、地元区とも連携を図りながら、地域に親しまれる川づくりを進めてまいります。
○髙橋かずみ 委員
河川環境の整備に当たっては、取得した事業用地をポケットパークや散策路として整備するなど、有効に活用することを要望しておきたいと思います。
次に、地域幹線道路の整備状況についてお尋ねいたします。
道路は、都市活動や都民生活を支える基本的な都市施設であり、申すまでもなく都市再生を図る上で重要な役割を担っております。道路整備のおくれは交通渋滞や都市環境の悪化を招く要因となっており、これらの解決のためには、道路の早期整備が急務であると考えます。
私の地元である練馬区内では、環状八号線の整備が進められ、大田区から北区に至る骨格幹線道路の完成が近づいております。このような幹線道路の整備とあ わせ、地域のまちづくりや防災性の向上などに寄与する地域幹線道路の整備を行うことも大切であり、現在、整備を進めている地域幹線道路については、地元で も大いに関心があるところでございます。
最近、西武池袋線中村橋駅付近の補助第 133 号線を目白通りから南側、また、千川通りから北側を見ますと、見通すことができるようになっております。いよいよ事業の完成も直近だなと期待しているところであります。
そこで最初に、西武池袋線中村橋駅付近で事業中の補助第 133 号線について、工事の進捗状況をお伺いいたします。
○依田道路建設部長
補助第 133 号線は、地域の円滑な交通を確保するとともに防災性を高める重要な路線でございまして、現在、練馬区内の千川通りから目白通りを結ぶ 415 メートルの区間で事業中でございます。
工事の進捗状況でございますが、現在までに、西武池袋線高架下の 80 メートルを整備し、既に完成した部分と合わせまして、 200 メートルが整備済みでございます。
○髙橋かずみ 委員
この補助第 133 号線については、昨年の 9 月の委員会で質問した際、駅前のスーパーマーケットも契約ができたと聞いておりますが、その後の用地取得状況について伺います。
○矢口用地部長
千川通りから目白通りまでの区間におきます用地の取得状況については、平成 15 年度末までに 83 %を取得してございます。
今、先生からお話がありました、懸案でありましたが、駅前のスーパーマーケットは、 16 年 3 月に更地化されまして、残る用地は 3 カ所となってございま す。このうち移転先の確保に難航しておりました一棟につきましては、この 16 年 5 月に契約をすることができました。残る 2 カ所につきましては、土地の境界 確定に問題が残っておりますが、引き続き粘り強く折衝を重ね、用地取得にご協力いただけるように努力してまいります。
○髙橋かずみ 委員
この補助第 133 号線の今後の見通しについてお伺いいたします。
○依田道路建設部長
この事業中区間の早期開通に向けまして、交差点の交差方法など、交通管理者との協議などを進めるとともに、用地取得の進捗に合わせ、工事を進めてまいります。
○髙橋かずみ 委員
次に、西武新宿線上石神井駅南側の千川通りの拡幅のため、現在、用地取得を行っている補助第 229 号線の進捗状況についてお伺いいたします。
○矢口用地部長
補助第 229 号線につきましては、西武新宿線上石神井駅南側の立野橋の交差点から青梅街道までの 430 メートルにつきまして、平成 14 年二月に事業認可を取得したところでございます。
この区間の用地取得につきましては、補正予算などを投入しまして、現在までの 2 年間におきまして約 2900 平方メートル、 54 %を取得してございます。
今後の用地取得につきましては、共同住宅あるいは工場、あるいは商業施設など、折衝に時間を要する案件が残っておりますけれども、権利者の理解と協力が得られますように、きめ細やかな折衝を行ってまいります。
○髙橋かずみ 委員
次に、用地取得が終了している路線についてでありますが、西武池袋線大泉学園駅付近で事業中の補助第 156 号線について、完成の見通しと整備効果についてお伺いいたします。
○依田道路建設部長
補助第 156 号線は、大泉学園駅前の大泉学園通りとの交差部を含む両側 390 メートルの区間で事業中でございます。既に 230 メートルが完成しておりまして、交通開放をしております。
未整備区間では、現在、今年度末の完成を目指して工事を進めております。この区間の完成によりまして、大泉学園駅周辺の交通渋滞が緩和されるとともに、歩行者などの通行の安全が確保されるものと考えております。
○髙橋かずみ 委員
最後にお伺いいたします。練馬区春日町から早宮 4 丁目にかけて事業中の補助第 172 号線についての完成の見通しと整備効果についてお伺いいたします。
○依田道路建設部長
補助第 172 号線は、練馬区内では、環状 8 号線から早宮通りまでの 880 メートルの区間で事業中でございます。
既に環状 8 号線から 800 メートルは完成し、残る 80 メートルでは今年度末の完成を目指し、工事を進めております。
この区間の完成によりまして、環状 8 号線と早宮通りが直接結ばれ、防災性の向上が図られるとともに、生活道路から通過交通が排除され、歩行者などの安全が確保されるというふうに考えております。
○髙橋かずみ 委員
以上の説明により、練馬区内の都市計画道路の整備状況がよくわかりました。練馬区内の都市計画道路の完成率は約 42%と低く、区部全体の完成率であります 約 57 %に対し、いまだにおくれている状況にあるわけであります。ぜひ引き続き、骨格幹線道路である環状 8 号線はもとより、地域幹線道路の整備を着実に進 め、良好な都市環境と円滑な都市交通が確保されることを期待させていただきます。
しかし、これをもってしても、練馬区の生活環境は十分とはいえないと思います。実際、杉並方面から関越道練馬インターチェンジへの抜け道となっている特 例都道下石神井大泉線などは、通過交通が流入し、交通渋滞を引き起こすなど、地域の居住環境に影響を及ぼしておるわけでありまして、地域の安全性の向上等 を考慮すれば、都市計画道路の積極的な整備とあわせ、都市計画に位置づけられていない幅員の狭い都道の整備についても検討し、豊かで快適な地域生活を実現 するよう要望し、質問を終わらせていただきます。
ありがとうございました。 以上の説明により、練馬区内の都市計画道路の整備状況がよくわかりました。練馬区内の都市計画道路の完成率は約 42%と低 く、区部全体の完成率であります約 57 %に対し、いまだにおくれている状況にあるわけであります。ぜひ引き続き、骨格幹線道路である環状 8 号線はもとよ り、地域幹線道路の整備を着実に進め、良好な都市環境と円滑な都市交通が確保されることを期待させていただきます。
しかし、これをもってしても、練馬区の生活環境は十分とはいえないと思います。実際、杉並方面から関越道練馬インターチェンジへの抜け道となっている特 例都道下石神井大泉線などは、通過交通が流入し、交通渋滞を引き起こすなど、地域の居住環境に影響を及ぼしておるわけでありまして、地域の安全性の向上等 を考慮すれば、都市計画道路の積極的な整備とあわせ、都市計画に位置づけられていない幅員の狭い都道の整備についても検討し、豊かで快適な地域生活を実現 するよう要望し、質問を終わらせていただきます。
ありがとうございました。