2007.11.20 : 平成19年環境・建設委員会
◯谷村委員長
  ただいまから環境・建設委員会を開会いたします。
 初めに、今後の委員会日程について申し上げます。
 お手元配布の日程のとおり理事会において申し合わせましたので、ご了承願います。
 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、建設局関係の事務事業に対する質疑を行います。
 これより建設局関係に入ります。
 事務事業に対する質疑を行います。
 本件については、既に説明を聴取しております。
 その際要求いたしました資料は、お手元に配布してあります。
 資料について理事者の説明を求めます。

◯髙橋かずみ委員
  最初に、私から、事業概要二九ページ、道路整備事業についてお尋ねします。
 道路は交通の安全、円滑化を図るのみならず、防災性の向上や環境保全に寄与するなど、地域のまちづくりに欠かすことができない最も重要なインフラ施設であります。東京都は、昭和三十一年に着手以来、五十年の歳月をかけ、生活道路への流入や周辺幹線道路などの交通量の減少や、渋滞の軽減策などを大いに期待された都市計画道路環状八号線を昨年五月に全線開通させるなど、これまでも都市計画道路の整備を着実に進めてきていると認識しております。
 しかしながら、都内の道路では、依然として慢性的な交通渋滞が発生しており、都市計画道路の整備は道半ばの状況であります。とりわけ私の地元練馬区内では、他の地域と比較して低い水準にとどまっております。私は、これまで機会のあるごとに都市計画道路の必要性や早期整備を行うべきと主張してきており、本日は、特に整備のおくれている練馬区北西部の道路整備について、幾つかお伺いいたします。
 練馬区北西部の土支田・高松地区や大泉町・大泉学園町地区は、鉄道などの大量輸送機関がなく、交通不便地域であり、日常の交通手段として路線バスを利用している区民が多く、こうした観点からも道路への依存度が高くなっております。特にこの地域を東西方向に連絡する都市計画道路補助第二三〇号線は、道路ネットワークとしての機能や地域の防災性向上に資するだけでなく、地下鉄大江戸線延伸の導入空間ともなる重要な路線であり、早期整備が必要と考えます。
 本路線のうち、土支田・高松地区は既に事業着手しており、大泉町・大泉学園町地区についても、本年第一回都議会定例会の一般質問において、秋以降に大泉町・大泉学園町地区の測量を再開するとの答弁をいただいております。また、その後、測量についての地元説明会が開催されたと聞き及んでおり、いよいよ事業化に向けた準備が進んできたと胸をなでおろしております。そこで、測量説明会の実施状況と今後の事業化に向けた取り組みについてお伺いいたします。

◯山口道路建設部長
  都市計画道路補助第二三〇号線は、今ご質問にもありましたように、練馬区北西部の道路ネットワークの形成に寄与するとともに、大江戸線延伸部の導入空間ともなる重要な路線でございます。ご質問の大泉町及び大泉学園町の区間については、区部における第三次事業化計画の優先整備路線に位置づけておりまして、練馬区が進める沿道のまちづくりと連携して事業化を図ってまいります。
 この区間のうち、土支田通りから外環までの延長八百五十メートルについては、本年の十月に用地測量の地元説明会を開催しておりまして、年度内に測量を行ってまいります。また、残る外環から大泉学園通りまでの千二百五十メートルにつきましては、来年度用地測量を実施する予定でございます。今後とも練馬区のまちづくりの検討状況を踏まえまして事業化を図ってまいりたいと考えております。

◯髙橋かずみ委員
  測量説明会の開催以降、私のところにも地元からの早期実現の要望が寄せられております。こうした地元要望にこたえるためにも、早期事業化に向け積極的に取り組むようお願いをさせていただきます。
 また、本路線の整備に当たっては、地元練馬区の進めるまちづくりと連携していくとのことでありますが、これまでのまちづくり協議会の開催経過についてお伺いいたします。

◯山口道路建設部長
  本路線の沿道のまちづくりは、基本的には地元の住民の方と区が主体的に担っていくものであると考えております。このため、区が事務局となりまして、大泉町二丁目、また大泉町三丁目、大泉学園町の沿道の三つの地域ごとに、代表者で構成いたします沿道地区まちづくり協議会を設置いたしまして、これまでそれぞれ三回開催されました。今後、広く地域住民の意見を聞きながら、沿道のまちづくりについてさらに検討が進められていくこととなっております。
 都は、これまでもこれらの協議会にオブザーバーとして参画しておりまして、本路線の検討についての情報提供を行うなど協力してまいりました。今後とも協議会の場などの機会をとらえまして、区のまちづくりと緊密な連携を図ってまいります。

◯髙橋かずみ委員
  地元区の沿道まちづくりは補助第二三〇号線の整備が前提となっております。都は、単に協議会に参画するだけではなく、積極的に支援するとともに、緑豊かな植樹帯を設置するなど、沿道環境に配慮した道路整備を進めてもらいたいと考えます。
 次に、補助第二三〇号線と交差する土支田通りについて伺います。土支田通りは都市計画道路ではありませんが、周辺の交通や路線バスルートを担うなど、地域の主要な道路として機能しております。補助第二三〇号線が整備されれば、円滑な交通処理のためには当然のことながら、この交差点の改善が必要と考えますが、都の見解を伺います。

◯米田道路保全担当部長
  補助第二三〇号線の整備に伴いまして、今お話にありましたように、交通事故の防止や円滑な交通処理の観点から、交差点前後の土支田通りの整備が必要であるというふうに認識しております。このため、補助第二三〇号線の整備に合わせまして、歩道や右折レーンの設置など、必要な交通安全対策を検討してまいります。

◯髙橋かずみ委員
  土支田通りは、補助第二三〇号線などの周辺道路と連携して、練馬区北西部地域の道路ネットワークを形成し、歩行者の安全性の向上や緊急車両の到達時間の短縮などに期する路線であります。この地域における道路整備の貧弱さをかんがみれば、土支田通りの整備も積極的に進めるべきだと考えます。補助第二三〇号線との交差点付近のみならず、目白通りまでの間の早期整備を要請し、次の質問に移ります。
 次に、十月十六日に説明のあった事業概要の一〇〇ページ、都市公園緑地の整備状況に関連し、都立公園の整備計画についてお尋ねします。
 都が発表した「十年後の東京」や、緑の東京十年プロジェクト基本方針では、東京を緑あふれる都市へ変えていくために、積極的に都立公園を整備していくこととしております。都立公園は、街路樹や水辺の緑とともに、緑のネットワークを形成する上で、その拠点となる重要な施設であることから、今後ともその整備を着実に進めていく必要があると考えます。
 そこで、まず現在の都立公園の開園面積と今後の開園目標面積はどのくらいなのかお伺いいたします。

◯小口参事
  都立公園の開園面積は、平成十九年六月一日現在、約千八百二十三ヘクタールとなっております。都は「十年後の東京」で示した目指すべき東京の姿を着実に実現するため、平成二十七年度までに都立公園の開園面積を二千ヘクタールとすることを目標としており、当面は平成二十二年度末までの四年間で九十五ヘクタールの新規開園を目標としております。

◯髙橋かずみ委員
  平成二十二年度末までに新規に九十五ヘクタールの公園を開園していくとのことでありますが、そのためには既に取得している土地を活用するとともに、用地を着実に取得することも必要と考えます。そこで、今後どのように用地の取得に取り組んでいくのか伺います。

◯谷島用地部長
  都立公園は、都民に安らぎやレクリエーションの場、さらには風格ある都市景観を提供するのみならず、防災の面からも重要な都市施設であり、継続的に用地取得に努めてまいりました。とりわけ震災時における避難者の安全確保や救援活動に大きく貢献する公園の用地取得は優先的に取り組むべきものと考えております。今後、一団のまとまりのある大規模な用地の取得など、その効果が早期に発現できるよう戦略的かつ着実に用地の取得を推進してまいります。

◯髙橋かずみ委員
  ただいま答弁にありました防災に役立つ公園の用地取得を優先することは、いつ来てもおかしくない震災に備えるために重要なことと考えます。また、大規模な用地を取得することは、都立公園の早期開園にも結びつき、大変有効なことと考えられます。
 そこで伺いますが、私の地元の練馬区にあり、避難場所やヘリコプター活動の拠点として位置づけられている都立石神井公園の計画地には、大規模な用地の一つとして三井住友銀行所有の運動場があります。既に都が九年前に一部分を用地取得し開園しておりますが、残る部分の今後の用地取得を含めた事業の見込みについて伺います。

◯小口参事
  三井住友銀行の運動場は、平成十年度にその一部、約一・八ヘクタールを都が取得し、野球場二面を整備し開園しております。残りの約二・二ヘクタールにつきましては、都市計画公園緑地の整備方針における優先整備区域に含まれており、今後財政状況を踏まえながら、震災時における避難場所やヘリコプター活動の拠点などとして早期に活用できるよう事業に積極的に取り組んでまいります。

◯髙橋かずみ委員
  三井住友銀行所有の残りの運動場につきましては、緑の東京十年プロジェクト基本方針の実現や防災公園の早期開園に向けて、一日も早い整備を強く要望しておきます。
 また、石神井公園の中には、沼沢植物群落が国の天然記念物として指定され、照姫伝説など多くの民話や伝説でも知られる三宝寺池があります。そして、この三宝寺池の北側に隣接する公園の計画区域には、池の水源涵養域として重要な日本銀行所有の石神井運動場があります。日本銀行は、保有管理している保養所及び運動場をすべて廃止する方針を平成十一年一月に決定し、既にこの石神井運動場以外の施設はすべて閉鎖されております。石神井運動場についても閉鎖に向けて所要の調整を進めていると仄聞しております。この場所は風致地区にも指定されていることから、今後ぜひ用地を取得し公園化を図るよう強く要望いたしまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
赤線
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